地域通貨ほっこり
なぜ今、地域通貨なのか?
「普通のお金と、どう違うの?」というのが、地域通貨という言葉を耳にしてまず最初に出てくる疑問だと思います。
ただサービスのやりとりや物と物とを交換するだけなら、今ある円でも十分なのではないか、と。
地域通貨と円やドルといった従来のお金との違いは、地域通貨は限られたごく小さな範囲の中でしか流通しないことなどいろいろありますが、もっと根本的なところで大きく異なるところがあります。
それは、地域通貨はそれ自体が価値を持たないということです。
本来お金というものは、AとBを交換する手段として使われる道具であったはずですが、いつの間にか一人歩きをはじめ、今ではまるでお金そのものに価値があると信じて疑わないような世界になってしまいました。
「今欲しいものは?」と聞かれて「お金」と答えても、
誰も不思議に思わない社会になっているのです。
けれどそれは、本当はとてもとても不自然なことではないでしょうか。
今、ほとんどのことが「お金」を中心に動いています。何か別の目的のためにお金が使われるのではなく、お金を得るために何かをしたりします。当たり前のことのようですが、考えてみれば妙な話です。私たちは、私たちの作り出した便利な道具にいつの間にか過剰な価値を付けてしまい、そしてそれに振り回される生活をしているのです。
それさえあれば何でもできるパーフェクトなお金と、持ってるだけでは何の役にもたたないただの道具の地域通貨。

↑地域通貨「ほっこり」
地域通貨と一口に言ってもいろいろありますが、私たちの「ほっこり」はだいたいそのようなものを目指しています。
お金持ちはうらやましがられますが、ほっこり持ちは別にだからといってどうということもありません。
くるくると人と人の間をまわってこそ、意味があるのですから。
もちろんそうやって循環するのは通貨だけではありません。
小さな地域の中、
そこで作られたもの、
何かをしてあげたい気持ち、
何かをしてほしい気持ち、
そこに住む人と人の間でほっこりがまわって、
ふと顔をあげて見ればいろんなところに今まで無かった繋がりが生まれていることでしょう。
地域通貨「ほっこり」はそんな役割をもった道具なのです。

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